自営業に向いている人

自営業と性格

私の周囲でうまく行っている自営業の人に共通する性格的特徴

真面目

それはそうだ。誰かに仕事を頼むということは、その人にお金を預けるのとほぼ同じ。真面目な人を選びたい。天才はいらない。結果として真面目な人の方に仕事が集まる。

心配性

心配性のひとは常に「この仕事でこういう失敗をしたらどうしよう」と心配している。心配のあまり、失敗に備えて「保険」をかけている。カメラマンが必ず2台以上のカメラを持参するのは、カメラが故障することを心配しているからだ。PCもいつ故障するかわからない。締切の前の夜に壊れたらどうしよう、と心配して同じ性能のPCを2台買ったりする人もいる。なんだか疲れる話だが心配性の人も人気がある。もし一緒に旅行するとしたら、心配性の人と楽天家の人と、どちらが楽だろう?心配性の人である。心配性の人が一緒なら、飛行機に乗り遅れることはなさそうだ。クライアントは心配性の人を選ぶ。

脳天気ではないが、楽天的

心配性と矛盾するようだが、自営業はどうしても仕事に波があり、時として真っ白なスケジュール表を前に呆然とすることもある。その状況で不安を感じないような脳天気な人では困るが、かといって思い詰めてしまうような悲観的な人では精神的に持たない。今月ダメだけど、来月は例の仕事が来るはずだ、などと科学的根拠はないけど、わずかな材料を見つけて、「まあ、なんとなかなるだろう」と思えるような楽天的な性格は必要だろう。(楽天的な人じゃなかったら、もともと自営業選ばないだけの話かもしれない)そして暇なのは今月だけだ、と考えて、今月、やるべきことをやる。自営業でも、常にスキルアップは必要。忙しいときはなかなか、スキルアップのための時間が取れない。仕事が途切れて時間ができるというのは、実はチャンスでもあるのだ。

多少ズボラな人でも大丈夫

自営業の頃、よく会社員の人が「自分はフリーランスは無理だ、一人でいたら絶対サボっちゃうよ」という人がいた。心配ご無用。会社員は会社で仕事しているので、家に帰ってひとりになると、くつろぎたくなるのは当然だ。それは性格の問題じゃない気がする。個人事業主で誰にも監視されていないからといって、昼寝ばかりしている人はいない。寝てられない。前項とも通ずる話になるが、多少ズボラだった人でも自営業になると、少しでも売上につながることをしていたい、という人に変身してしまう。常に今月の売上はどうだろうというプレッシャーを感じているからだ。さらに仕事が入って忙しくなれば、納期に間に合わせるために寝る間も惜しんで仕事しなければならない。約束した期日にちゃんとしたものを納めなくては次が無い!という状況は、会社でコワい上司に睨まれている状況と大差ない。会社で多少サボってもクビになることは無いが、自営業の場合は仕事がなくなるのだから、むしろ会社員より厳しい。それでもサボってしまうのならかなりの大物だ。

健康管理ができるひと

仕事をサボる心配をするくらいなら、むしろ、運動不足を心配したほうが良い。デスクワーク系の自営業の場合、忙しいと太る。時間がなくて運動不足になってしまうのである。自営業に限らず、万人にとって一番大事なのは健康維持。自営業は少々ズボラな性格でも問題ないが、健康管理だけはできる人でなければいけない。私の周囲の自営業の人たちも、水泳、筋トレ、ランニング、テニスと様々だが、なにかの運動を日課にしている。テニスは人との交流も発生するので、仕事につながることもあるようだ。(仕事目当てで参加していると嫌われますので、念のためw)

好奇心旺盛な人

自営業、特に個人事業主は、情報不足に陥りがちだ。うっかりすると、知識が古くなり時代遅れになってしまう。AIの影響もあり環境の変化に加速している今日このごろ、常に自分をアップデートしなければならず、仕事の幅を狭めてしまわないように勉強も必要だ。環境の変化をキャッチするには好奇心が必要だし、楽しく勉強するために必要とされるのも好奇心。だから好奇心旺盛な人ほど自営業に向いている、と私は思う。

頑固、かつ柔軟な人

仕事のクオリティを下げたくなくて、頑固な態度を取る人は問題ない。客もそれぐらい理解する。今の仕事で時々ネットワークの配線作業を頼む電気屋のじいさんは怒りっぽくて、いい加減な仕事の頼み方をすると現場でフツーに怒鳴られる。「タナカさん、あんた、大嘘つきじゃねえか!」ってな感じで少々謝っても許してくれない。元請けの人が見かねて他の電気屋に変えますか?と聞いてくれるのだが、変えるつもりはない。なぜなら、仕事にミスがないのだ。仕事に対するプライドが高くて頑固オヤジになっている人は、問題ない。その一方で長くやっていくためにはあたらしい環境に順応できる柔軟さも必要だ。電気屋の頑固オヤジも昔気質なのかと思いきや、LANケーブルのアタマを作ったり、テスターを使いこなしている姿を見ると、やはり21世紀の電気屋だ。自営業で世紀をまたぎたかったら、頑固さと柔軟さ、両方を併せ持つ必要がある。

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