自営業と家族

自営業と人間関係

自営業と家族の関係

会社員であれば、仕事は出社してからやること、家庭に仕事は持ち込まない、というスタイルも可能だ。仕事と家族をある程度、分離しておくことができる。しかし、自営業、個人事業主となると、その関係も違ったものになってくる。(もちろん、独身で家族がいない、今後も独身のまま、ということであれば、関係の無い話ではあるが)

ネガティブな面

自営業のネガティブな面は、収入が不安定化する、ということであろう。家族にも影響が及ぶことは避けられない。もし会社員から自営業に転ずる場合は、配偶者の理解を十分に得ておかねばならない。奥さんがこれまでお金の苦労を知らずに来た人、サラリーマン家庭で育った人だと、収入が安定しない、お金の心配をしなければならないというのは、相当なストレスになる。私の奥さんも何度か円形脱毛症になってしまった。水道光熱費や家賃というものは固定費であり、毎月コンスタントに支払わねばならない。世の中、定収入があることを前提に出来上がってしまっているところがある。収入が不安定化するのは仕方がないので、足りないときは貯金を取り崩すことになるが、そういうことも自営業未経験者にはショッキングな出来事に思えてしまう。すでに自営業でこれから結婚を考える人は、そういう面で精神的にタフな人を探そうw

ポジティブな面

ポジティブな面もある。スケジュールも会社員に比べると自由度が高いため、家族と予定が合わせやすい。育児にも参加しやすい。自分の場合、忙しい会社員よりは、子どもと接する時間は多く取れたように思う。子供が熱を出した、と保育園から連絡があった時、仕事を中断して迎えに行ったことがあり、これも今となっては、良い思い出になっている。自分としては、「会社と往復しているうちに子供がいつの間にか大きくなってしまっていた」というよりは良かったと思っている。

ポジティブな面 その2

自営業は仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちだが、その分、家族から見て「会社でなにやってるかわからないおじさん」になってしまうことがない。特に自宅兼事務所だと子供も幼少時から親が仕事をしている姿を見ることができる。それで親がやっている商売が嫌いになる場合もあるとは思うがw,良くも悪くも社会勉強である。サラリーマンが職業の約9割を占め、住宅街と商業地域の分離が進んでいる環境では、子供が働いている大人の姿を見るのは、通っている学校の先生くらい、という状況で、子供はどういう職業観を持つのだろう?あくまで個人的な感想だが、仕事でバタバタしている姿、時には仕事がなくて困っている姿を見せてしまうことは、そう悪いことではなかったのではないか、と思う。

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